2024年12月2日月曜日

【応用編】Perplexity AI徹底活用、骨の髄までしゃぶりたいあなたへ!Vol1.

タイトル画像

今回は、Perplexity AI徹底活用応用編という事で、Perplexityを使って慣れてきた人に対して、これはなんだろうかと思っていた機能を紹介。こんな有能な機能があるとか、その機能を用いた便利な使い方を紹介していきたいと思います。
取り敢えず、こんな機能があることや、使い方があることを知っておくだけでも、様々な場面で役に立つと思いますよ。では、ぜひ最後までお付き合いしていただけると幸いです。

「発見」機能の活用法

「発見」機能の活用法のイメージ画像

Perplexity AIの「発見」機能は、ユーザーは人気のトピックや最新のトレンドを簡単に見つけることができます。これまでは、AIに情報を尋ねるスタンスでしたが、これはAI活用では珍しく受け身のスタンスです。
この機能は、予期せぬ面白いトピックを出してくれますよ。また、時事問題や最新トレンドへの理解を深める上でも有効なツールとなっています。
スマホのアプリを入れて、ニュースとして読むのもいいと思います。

  • 「発見」タブでは、現在話題となっている最新のニュースやトピックが表示されます。
  • 内容はワールドワイドなニュースが多く眺めているだけでも面白いです。
  • 各トピックをクリックすると、その内容の要約とソースが表示されます。
  • 人気のスレッドや他のユーザーの検索履歴を閲覧できるため、新しい知識や視点を得るきっかけになりますよ。

発見のサンプルです。

発見のサンプルイメージ

Spacesの活用方法

Spacesの活用方法のイメージ画像

Perplexityのスペース機能は、チームでの共同作業や情報共有を効率化するための強力なツールです。
また、チームとして使わない人でも、毎回AIに指示を出すようなプロンプトを設定しておくことで、プロンプトの入力を省略できます。つまり特定のトピックに特化した部屋を作るような感じです。に向けてAIを活用できるようになります。ChatGPT のGPTs(GPT Builder)のような感じを受けますが、完全にカスタマイズされた独立した AI アシスタントを作成することはできません。

以下にスペース機能の主な使い方を紹介します。

1.スペースの作成

 左側メニューから「Spaces」をクリックし、「スペースを作成する」を選択。

 タイトルと説明を入力し、必要に応じてAIモデルを選択します。

  • タイトル:スペースの名前となるもので任意の文字を入力します。
  • 説明:メンバーにわかりやすい説明を入力します。
  • AIモデル:Pro版の方は、GPT-4o、Cluade 3.5などを選択可能です。
  • カスタム指示:このスペースでAIに毎回与える指示を入力します。

2.スペースの設定

スペースが作成されると丈夫にメニューが表示されます。そこで設定を行っていきます。

  • 「+ 招待する」:共同作業者のメールアドレスを入力して招待します。
  • 「...」:「スペースを編集」:1.の作成時の画面で、スペースの編集を行います。
  • 「...」:「スペースを削除」:スペースを削除します。
  • 「リンクマーク」:リンクをクリップボードにコピーします。
  • 「共有」:スペースを共有するための設定を行います。また、シークレットを選択すると作成者のみが使えるスペースとなります。

3.ファイルアップロード

Perplexityのスペースに対してファイルをアップロードすることができます。
この機能は、RAG(Retrieval-Augmented Generation)技術を利用しており、アップロードされたファイルとウェブ上の情報を組み合わせて、より正確で関連性の高い回答を生成します。
ファイルアップロードの主な利点は以下の通りです。

  • カスタマイズされた知識ベース:社内文書や専門資料をアップロードすることで、AIが企業固有の情報を理解し、より適切な回答を提供できます。
  • 効率的な情報共有:チームメンバーとファイルを共有し、共同で分析や研究を進めることができます。
  • セキュアな情報管理:機密性の高い情報を安全に保管し、必要な時にAIを通じてアクセスできます。
  • 複合的な情報分析:異なる形式のファイル(エクセルやワード、パワーポイント、PDF、CSVファイル、画像など)を統合して分析することが可能です。

ただし、無料ユーザーには、スペースに対して、5件までしかファイルアップロードが出来ません。一方Proでは、無制限にファイルアップロードが可能です。

5.スペースにスレッドを追加

下の図は、スペースを作成したところの画面です。
ここからスレッド(話題)を作っていきます。

スペースを作成したところの画面

ウェブとスペースファイルを検索対象として選択したところ

  1. タイトル:スペース作成時に設定したもの

  2. 説明 :スペース作成時に設定したもの

  3. AIプロンプト(オプション) :スペース作成時に設定したもの

  4. ファイル:スペースにアップロード下ファイルが表示されます。「+」でファイルをアップロードすることが出来ます。

  5. ソース:ここをクリックすると、このスレッドに対する検索対象を、ウェブ、スペースファイルなのかを指定することが出来ます。

  6. スレッド:スレッドの名前を入力します。

  7. スレッド一覧: スレッドを追加すると表示されます。

上のようにスレッドに「大阪の低山登山について考える」を入力して作成します。

6.スレッドで質問を加えていく

下の画面のように、スレッドが作成されました。
まずは、スレッドのタイトルについて、自動でAIが回答してくれます。

人気の低山スポット5選と、低山登山を楽しむためのアドバイスを提案してくれました。

ここからは通常のperplexityの使い方と同じです。

AIが次の関連質問を提案してくれたので、「大阪の低山登山で一番人気のある山はどこ」を選択してみました。

行ってみたくなったので、「今週末に金剛山になんばから出かけるスケジュールを作成して。」と依頼します。

スケジュールを作成してくれました。しかもお得な「金剛山ハイキングきっぷ」の提案もしてくれていますね。抜け目ありませんね!あとは、持ち物チェックリストと、注意事項まで作成してくれました。
注意事項の、トイレ、山頂の売店情報などありがたいですね!
次回の山行でも使っていきますよ!

AIモデルの使い分け

AIモデルの使い分けのイメージ画像

Perplexity AIの有料版(Pro)では、GPT-4やClaude 3.5など、最新の高性能AI言語モデルを選択して使用できます。これらのモデルは、それぞれ得意分野や特徴が異なります。例えば、複雑な分析が必要な場合はGPT-4を、より創造的な回答が欲しい場合はClaude 3.5を選ぶといった具合に、目的に応じてモデルを使い分けることで、より質の高い回答を得ることができます。

モデル名 特徴
デフォルト 高速でウェブ検索に最適化されており、簡単な質問に迅速に回答。
Sonar Large 特定のタスクに特化し、高速処理が可能。専門的な質問や情報収集に適している。
GPT-4o 中速で多言語対応、高度な推論能力を持ち、複雑な分析やマルチモーダルタスクに強い。
Claude 3.5 Sonnet 高速で多言語対応、創造的なタスクやコーディング支援に優れた性能を発揮。
Sonar Huge 大規模データ処理が得意で、長文の要約や情報統合、研究に最適化されている。
Claude 3.5 Haiku 最速のモデルで、高度なコーディング能力とツールの効率的な使用、改善された推論能力を持つ。低レイテンシーが特徴。
Grok-2 高度なチャット機能とコーディング・推論スキルを持つ。強力な画像生成能力と向上した会話能力を持つ。。

関連リンク

Google検索とPerplexityとの比較記事です。

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ソフトバンクユーザなら、早速1年間無料でPerplexityを利用できる!

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Chromeブラウザで、お手軽にPerplexityを利用する方法の紹介です。

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