2024年8月30日金曜日

北アルプス:キャンプ1泊、立山(雄山、大汝山、富士ノ折立)、真砂岳、別山、剱岳 #35

タイトル画像

はじめに

去年奥穂高にのぼり、そこから眺めるジャンダルムが厳つすぎて、いつかはジャンダルムに登ってみたいなぁということになり。
その前段階として、剱岳、槍ヶ岳、大キレットに行けるようなら、ジャンダルムも行けるよねと言うことでの、まずは初めに剱岳に行く計画を立てました。

初めは車で立山駅まで行って、そこから公共交通機関で室堂を考えていたのですが、相方と二人だけということでしたので、バスで行っても少し高いだけでしたので、ゆっくり眠って体力を温存して山行に望めるということで、今回は夜行バスでの移動を選択しました。

山行計画としては、1日目は、剣沢キャンプ場に移動してキャンプという計画でしたが、室堂の早朝からだと昼頃についてしまいもったいないので、立山三山も追加しました。
2日目は核心の、剱岳アタック、キャンプを撤収して、室堂に戻り、
順調で標準タイムなら、夏山バスで富山駅まで戻り、もしくは何らかのトラブルが合った時は、最終16:30のバスで、富山まで戻る。外界のホテルで一泊し、旅の疲れを癒やす。
翌日はのんびりと富山観光をして、夜行バスで大阪に戻るという計画を立てました。

準備

バス移動の登山ということでして、富山でのホテルに預けるバック、メインのリュック、アタックバックと、それぞれにいれる荷物が多く、なれないパッキングに忘れ物がないかヒヤヒヤしました。なんとかチェックリストを作って乗り切りました。

メインのリュックは、重いもので重量が減らないものを私の担当で約14kg、相方は食べ物などで約8kgとなりました。お金をかければ私のリュックは数キロ軽くなるのですが、お金がないのは体でカバーするとしますw

1週間前の天気予報は、台風が接近していたのもあり、コンディションが悪そうでして、バスの代金を既に支払済みなので日程を変えることが出来ず、どうしようかヤキモキしましたが、直前の予報では、台風がきれいに雨雲を掃除してくれて、登山A判定のいい感じの予報の中出発することが出来ました♪
いつもの事ですが、本当に天気予報には、毎日一喜一憂させられますね。

それから、今回のルートは山小屋が豊富なため、軽量化のため出来るだけ食べ物は持たずに山小屋で食べることとしました。
と言いましても、1日目のお昼ご飯を大汝休憩所で、2日目のお昼ご飯を室堂で食べる計画でした。

1日目(雄山大汝山真砂岳富士ノ折別山北峰)

夜行バスは定刻通り富山駅の南側に6時前に到着、富山駅からのバスが6:30からなので、一旦アパホテル富山駅前店に荷物を預けて再び富山駅の南側のロータリーへ
そこから2時間半バスに揺られて室堂だったが、再びぐっすり寝てあっという間に室堂に到着。

室堂に到着しその標高は2,422m!既に普段行っている山の標高を軽く超えてしまっており、バスでこの標高は楽だなぁと実感!
そこから本日の1座目の雄山まではなかなかの急登、そこからは、大汝山、真砂岳、富士ノ折、別山北峰と複数の山頂があるものの、リュックがずしりと肩にのしかかってきますが、楽しい尾根歩きでした。

2日目(剱岳)

当初は3時に出発を考えていましたが、途中で出会ったた方に、平日だし剱岳の渋滞はないと思うので早すぎると言われたので、少し遅くして3時半起床で4時からの山行としました。
 そして、3時半で私は目覚ましをかけたのですが、近くのキャンパーは目覚ましをセットしていないのかな??
周りで目覚ましは鳴らなかったのですが、みんな私の目覚ましの音で起きたようで、ガサガサと準備を初めましたよ。
まあ、初めての剱岳だけなので道もわからないので、二番手くらいが良いかなと。。。
しかし、ワクワクが止まりません!
そして出発、真夜中ですが月明かりが綺麗で、雲も少なくこれは気持ち良い登山が期待できます。
また道中は数珠繋ぎというわけではありませんが、そこそこルートが分かる感じでちょうどよい感じで、剣山荘に向かいます。
4時頃剣山荘に付くとハーネスを付けた登山者がたくさんいて驚きました。一般道を登らない崖登りのエキスパートだろうか・・・
そこからは、大人数のパーティーもかなり増え、そこそこの人が登って行きましたが、一服剱までで結構バラけて良い感じでした。
そこからは、慎重に足を進めますが、私が大嫌いな切れ落ちた断崖絶壁が無いので、それほど恐怖は感じませんでした。それにもまして景色が美しすぎます。1年ぶりの北アルプスに感動します。
また、一番怖かったのは、カニの縦バイカニのヨコバイなどではなく、その手前にある細いアルミの橋でしたwww
それと鎖が信用が置けるような、新しくて頑丈そうだったので安心できたのもあります。

また、当日は絶好調に良い天気で、登山中から眺める景色が素晴らしく、感動ポイント盛りだくさんでした。

そして剱岳からの戻りは、行きとは異なりかなり長く感じられました。ワクワクして中秋していたからでしょうか。

剣山荘についてまたまた、カレー大盛りを注文します。味はボンカレーに似ている感じと言えばいいでしょうか。疲れた体には大量のエネルギーが必要です。かなりの量で大満足です。

そこから、剱沢キャンプ場に戻り、撤収です。まだ3回目の登山キャンプなので不慣れ、且つ疲れていたので1時間もかかってしまいました。この時に便利な夏山バスには間に合わないと諦めました。

そこから、思いリュックを背負っての山行ですが、相方が足をけがしてしまい、スピードダウン・・
まだ、最終には間に合う時間なので、これ以上負傷しないようにゆっくり足を進めます・・・
しかし、歩いては休みの繰り返し・・・、遂に雷鳥沢手前に来たときには、ヤマレコの下山予定時間を確認すると30分オーバーになってしまいました。

室堂まで歩いて、最終に間に合わないのは諦めて、雷鳥沢でもう一拍キャンプしようと相方に伝えると、頑張ってみたいと言うので、雷鳥沢から、室堂まで休みなしで競歩の要領で歩きました。
久しぶりに登山での心拍数170を叩き出しました!!
室堂まで思ったよりもアップダウンがあるし遠かった!足もガクガク!
観光客がたくさんいたなぁw。
なんとか45分ほど巻いて無事に最終の切符を手にすることが出来ました。
その後のバスと、ケーブルカーと鉄道が本当に辛かったです。富山駅にホテルを取るんじゃなくて、室堂にホテルを取っていればよかったと思う瞬間でした!

そんな思いも富山駅について、ビールを煽って餃子を食べれば一転します。
外界のご飯は美味しいよねー!!
無事に下山できてよかった。そしてアパホテル富山駅前店には大浴場、露天風呂、サウナ付きです♪
普段は1時間位お風呂をいただくのですが、3セットサウナ、露天風呂を楽しんで旅の疲れを癒やすことが出来ました。
温泉ではないですが、多分!

登山情報 

アクセス(夜行バス)

  • 大阪▶富山:夜行バス、予約は発車オーライネットにて片道7,500円
  • 富山駅▶室堂:夏山バスで片道4,800円、室堂まで行ってくれるので便利ですが帰りの最終が早いのです、また、事前決済はカードを使用することが出来ず、コンビニ払いとなります。また、帰りのバスは室堂のカウンターで買うことが出来ます。
  • 室堂▶(バス)▶美女平▶(ケーブル)▶立山▶(電車)▶富山:行きがバス一本で行けたのですが、乗り継ぎが多すぎるのと、荷物が大きすぎて座席医に座るのもはばかられて立つことになり、かなり辛いことに・・・
    バス一本で行けることの有り難みをひしひしと感じました。

登山ログ

  • 所要時間:20:26
  • 距離:19.2km
  • 登り:2,064 m
  • 下り:2,026 m

ヤマレコログへのリンク

https://ift.tt/MZ8ozvF

山行ログ(夜行バスと1日目)

持ち物

今回の装備です。
キャンプセットを持っていくので、普段の低山向けとは違いかなりの量となっています。
ここれにキャンプマップ、あと、ホテルに預ける荷物を持っていきます。
初めてのバスでの登山で、梅田までの移動が面倒だなあと早くも後悔しそうです。
ポイズンリムーバーは、なくても良かったかな。

そして、阪急3番街から富山までは、3列シート、トイレ付、インターネット、USBジャック、ACコンセント付きで安心ですが、USBの出力は全く出ませんので、自前のアダプターでUSBを充電するのが良いと思います。また、道中は一度インターで出させてもらっただけで、後は少しの間ドライバーの休憩はありましたが、外に出ることが出来ません。まあそのお陰で静かなためぐっすり眠って富山に行くことが出来ました。

室堂へ

富山駅前のロータリーから、夏山バスは出発です。ここからまだ2時間半程かかりますよ・・・
大阪から立山駅への直行バスにしてほしいなー

立山駅前

バスは、一時停止、立山駅で少しトイレ休憩です。

室堂ステーション

ようやく室堂に到着!まあ今日は立山縦走でキャンプなので時間は余裕なので、帰りの下見を兼ねて室堂ターミナルを探索。
室堂から富山駅前まで直行の夏山バスもカウンターで購入できることを確認しました。
14:30の一便しか無いので、乗れると良いなぁとこの時は安易に思うのでした・・・
室堂ターミナルに到着、トイレ無料なのが嬉しい♪

室堂自動販売機

食べるところもいくつかあります。やはり、少し外界より高めですね。

出発

最速で来たはずですが、なんとか9:30室堂ターミナルを出発。立山を眺めます。うーん山頂は雲の中だ・・・
晴れてくれ~。

熊出没注意

今まで熊にはまだ出会ったことがないですが、直近でも多発らしいですね!
まあ、獣臭はなかったので安心して足を進めます。

出発!

登山道以外は立入禁止です。室堂周辺はまだ観光地ということで石畳で歩きやすいです。

オヤマリンドウ

オヤマリンドウと帰りのバスで案内してくれていたような。
まだまだキレイに咲いていますね。

一の越山荘へ

いつになく、背中のリュックがずっしりと重い・・・
まずは、一の越山荘へ登っていきます

一の越山荘へ

一の越山荘への登りの半分くらい来たでしょうか・・・
曇りのお陰でコンディションは良いのですが、なかなかキツイ・・

一の越山荘

10:45に一の越山荘へ到着、ここで一休み

一の越山荘、トイレ

トイレは有料です。100円とのことでした。

雄山へ

10:50、雄山へ向かって登っていきます。さらに急登が続きます。
岩に矢印が沢山ついていて、迷うことはないでしょう。

雄山へ

11時過ぎ、お昼前で小腹がすいたので、セブンで買った行動食をいただきます。しっとり美味しい。

雄山

12時前にようやく雄山到着。まあ少し予定より早いくらいでした。早くも疲れたーという感じ。

雄山神社

雄山神社は入場料がいりますよ。

一等三角点「立山」

一等三角点「立山」です。

トウヤクリンドウ

トウヤクリンドウ。天気が悪いと開花しないそうな・・・

大汝山

12:30、大汝山到着。お腹が空きました・・・
大汝休憩所で食べる予定のカレーが頭をよぎります♪

大汝休憩所

すこし、下って大汝休憩所に到着!

大汝休憩所

大汝休憩所のメニューはなかなか充実していますよ。

カレー

カレーを注文しました。相方もカレーを注文しましたが、女性なので少なくしときましたと言われていたので、ショックを受けていたようですw
ちなみに写真は、女性向けの小盛りカレーです。
まあ、私のカレーも少なめで、2杯は食べれるなぁというのが正直なところでしたw。
+100円で、唐揚げを追加できるので、追加がおすすめですよ。

富士ノ折立へ

つぎは、富士ノ折立に向けて足を進めます。少し残雪が残っていますね。

富士ノ折立を望む

写真の上の方が富士ノ折立です。

13:30、バックパックをデポして登ってきました。雲の中が涼しくて快適な気温でした。

富士ノ折立を恐る恐る下ってきました

富士ノ折立を恐る恐る下ってきました。
ですが、バックパックがないので、かなり身軽ですよ♪

真砂岳へ

斜面の奥はかなり雪が残っています。
お陰で空気がひんやり♪

エゾツメイワクサ

エゾツメイワクサが元気に咲いています。

真砂岳へ

賽の河原にも見えて少し気持ち悪いな・・・なぜ人は石を積むのか・・・

真砂岳

14:15、真砂岳到着。オンスケです。

雷鳥沢キャンプ場、煙が室堂の地獄谷

手前が雷鳥沢キャンプ場、煙が室堂の地獄谷です。その遥か彼方の建物が室堂ステーションです。が見えています。

別山南峰へ

別山南峰が見えてきました。
また登るのか・・・かなり足が辛くなってきました。しかし、足を前に進めると進むものですよね。

別山南峰へ

足を前に、前に・・・足取りが重い・・・

別山南峰

15:30、ようやく別山南峰到着、予定より30分遅れ・・・疲れが顕著に出てきました。
景色が素晴らしいと聞いていたので、別山北峰へ向かいます。

剱岳がカッコいい

15:40、別山北峰到着。まあ、後は剱沢キャンプ場へ向かうだけ!
折角なので、剱岳の雲が晴れるのを待っています。だんだん良い天気になってきましたよ♪

剱岳がカッコいい

剱岳がカッコいいですね!!明日はこれかぁ。ドキドキです。

チングルマ

チングルマ、草のようであるが、小低木なそうな。年輪がある??

剱沢キャンプ場へ向けて別山から下っていきます

剱沢キャンプ場へ向けて別山から下っていきます。遥か彼方にテントがチラホラ見えていますが、
行けども行けどもなかなか近づかない。最後の下りをヘロヘロになりながら下っていきます。

剱御前小舎が見えます

振り返ると、剱御前小舎が見えます。帰りはあのなだらかな道を登っていけば良いんだな。
急登でないのを確認できて、ちょっと安心です。
そして、17:30に剱沢キャンプ場に到着。別山北峰でのんびりしすぎましたw
予定より1時間半遅れですが、キャンプなので誰にも文句は言われません。
軽くインスタント飯を食べます。今宵のご飯は、日清炎メシ 辛うまユッケジャンとカルパスとワイン??
前日ウイスキーのつもりがワインを詰めてしまったみたいでした・・・
そして、お湯を沸かそうとして事件が!
バーナーに火をつけてお湯を沸かしていたら、不完全燃焼が・・・、気がついたら、火打ち石部分が燃え落ちてしまっていました。危ないので途中で使用を停止・・・お湯が全然沸いていない・・
しかし代替案もなく、とりあえず生ぬるいお湯で、炎メシを作ります。長めに待って食べましたが、やはり美味しくない・・・いやあ、今夜のご飯はグダグダです。
明日も早いし、さっさと寝よう。

夜中

真夜中にトイレに行った際に、剱岳を確認します。明日の天気は良さそうで期待できます!

山行ログ(2日目 快晴)

出発

3時の起床を予定していましたが、平日なので、剱岳はそれほど混雑しないだろうし、早いよとアドバイスを頂いたので3時半に目覚ましで起きました。周りもそのアラームで起きたようです。
3:30、剱岳に向けて出発!1番手は3時位に出発していましたよ。


剣山荘

4:15、剣山荘に到着、写真では空は明るく写っていますが、実際は月明かりのみの暗さです。
そして、相方が腹痛で30分ほど休憩、トイレは水洗でとてもキレイとのこと。
沢山の人が出発準備をしていました。ガイドツアーで3人ほど紐に連なったグループもいまして
険しい山行が予想され、気が引き締まります。

1番鎖

ついに1の鎖場、ハーネスを付けた人も多いです。

2番鎖

平日なので停滞とまでは行きませんが、少し詰まっています。

岩登り

岩岩ですが、ガバが多く登りやすく楽しいです。

剱岳

そろそろ、夜明けでしょうか。

下り

一服剱をこえて、下っていきます。

前剱素晴らしい景色に感動!

次は、前剱、楽しみはまだまだ続きます。

振り返ると眼下に前剱素晴らしい景色に感動!

振り返ると眼下に前剱素晴らしい景色に感動!

カライトソウが綺麗ですね。

カライトソウが綺麗ですね。

急登

5:30、すっかり明るくなってがんが岩山を登っていきます。
そして暑くなってきたので、ウィンドブレーカーを脱ぎます。

素晴らしい眺望

景色が綺麗すぎて、来てよかったと実感します。

登ってきた道を振り返ってみる

登ってきた道を振り返ってみる。だいぶ登ってきましたが、剱岳までは、半分というくらいです。

日本海側を見ています。能登半島が雲の下に見えます。

日本海側を見ています。能登半島が雲の下に見えます。
いつも行く低山からの長めも綺麗ですが、雲を眼下に見据えての景色もまた素晴らしい。

岩岩がまだまだ続く

岩岩がまだまだ続く。楽しい!

6時前、前剱の手前です。ここも登りやすい。切り立った崖もなくあまり恐怖を感じるところもありません。

6時前、前剱の手前です。ここも登りやすい。切り立った崖もなくあまり恐怖を感じるところもありません。

良い眺望

前剱頂上で少しのんびり。

良い眺望

素晴らしい景色にうっとり♪

クサリナンバー⑤手前

今回一番怖かったのが、この橋です。切り立った先に設置されており、その上からの景色がやばいです。橋自体はびくともしませんが、怖いものは怖い!

クサリナンバー⑤

クサリナンバー⑤前剱にかかるクサリです。
足をかけるところもちゃんとあるので、慎重に進めば問題ありません。

眺めがよい

ふたたび、素晴らしい景色!

10.カニのヨコバイ

7:00、カニのヨコバイ、山頂はもう少し。

急登の岩場

怖そうに見えますが、ガバで掴みやすく、ここも慎重に進めば問題ありません

剱岳山頂はもうすぐ

山頂まであと少し、ここまでくれば、楽勝です。

剱岳山頂からの眺め

今まで同じような高さの山を登ったり下ったりしていた感覚でしたが、眼下に見ると
やっぱりかなり登ってきたんだなぁと実感しました。

剱岳山頂

7:30、剱岳山頂に到着!プレートは沢山ありよりどりみどりです。

剱岳山頂

いい景色♪

剱岳からの眺め

山頂でのんびり。

剱岳

山頂でのんびり。

剱岳

頂上でのんびり、荒城の月?

剱岳からの下り

8:20、そろそろ下山します。14:30の直行バスは間に合いそうにないなとそろそろ諦め
そして下りは下が見えて怖いですね。下りは嫌いです。

はしごに乗る

長いはしごが設置されています。かなり頑丈な作りで安心できます。

長いはしご

頑丈な様子

セミ

こんな高地にセミが!迷ってきてしまったのでしょうか?

劔からの下り

帰りの道のりは長く感じられます。剣沢キャンプ場が遠いなぁ。
行きはテンションが高かったのであっという間でしたが。

剣山荘

10:30 剣山荘に戻ってきました!お腹へった!
もう出発から6時間も歩いていますから。

剣山荘のレストラン

剣山荘のレストランで食事をします。窓からの景色も素敵です。

大盛りカレー

またまたカレーを注文しました。大盛りです。
とりあえず、大盛りと行ってみたら+200円で裏メニューであったようでしたw
ボンカレーのような味ですが、山では量が大事と実感できます!

オヤマリンドウ

剣山荘から剣沢キャンプ場へ向かいます。
剣山荘の周りでは沢山のオヤマリンドウが沢山あり、綺麗に咲いていました。

キャンプ場から、剱御前小舎へ

テントを畳んで剱御前小舎へ向かいます。
なだらかな道ですが、かなり遠い・・・そしてバックパックがまたズッシリと重い。
アタックバックは軽かったなぁ・・・

剱御前小舎

13:45、ようやく剱御前小舎に到着。写真はトイレです。
もう足はガクガクです。室堂ステーションは下るだけで、下りはいつもならコースタイムの3倍でいけるはずですが・・・

雷鳥沢キャンプ場へむけて

雷鳥沢キャンプ場に向けて下っていきます。
疲れてきたこともあり、ガレガレで足が滑り歩きにくかったです。
この時は、なんとか最終のバスに乗れれば良いかなと思っていました。

眼下に雷鳥沢キャンプ場

14:15、雷鳥沢キャンプ場が見えてきました。そこからまた登って、地獄谷下って、また登って室堂ステーションでしょうか・・・
まだまだ遠い。
途中で相方が足をすべらせて負傷し、かなり歩みが遅くなり、
ここからもペースが落ちるのが予想されるので、重い荷物を私のバックパックに詰めれるだけ詰めて
できるだけ相方のバックパックを軽くします。

雷鳥沢キャンプ場は丘の上

15:30、雷鳥沢キャンプ場は丘の上で、ようやくここまで来ました。
この時点でヤマレコでの下山予想時刻は、17:00、30分ほど間に合いません。
当日下山を諦めて、もう一泊キャンプになることを伝えます。
ホテルをキャンセルかぁ・・・
大浴場と、海鮮、ビールが、室堂カレーになるなぁと・・・

やはり、富山まで戻りたいと相方が言うのでダメ元で全速力で室堂ステーションまで戻ることに!
切符を買うことを考えると、45分ほど巻く必要がありますよ!

雷鳥荘

15:45、雷鳥荘前を通り過ぎます。雷鳥沢キャンプ場からの長い階段を登り心拍数は170超え。
ですが道は観光ということかかなり歩きやすく、歩けば進む!
しかし、思ったより、丘とか階段とかあり辛い。

地獄谷

地獄谷!観光地ですが、のんびりもしていられません。のんびり観光している人を横目に
競歩の様に足を進める!

室堂までの最後の階段

15:50、あと25分!、どんだけ遠いんだ。
そしてまたまた、階段です。相方も根性でついてきます。
ミクリガ池も写真はなしで、スルーですw
なんとか、間に合いそうで相方を置いて先に室堂ステーションに到着し無事に、バスの切符をゲット!!
フラフラです。マラソンの後のような状態で、本当に限界!

室堂ステーションから、バスに乗り込むなり寝てしまいました。
美女平はあっという間に到着。
つぎは、ケーブルカーで、立山駅へ

ケーブルカー写真

ケーブルカーで立山駅に到着、
そこから、富山駅まで電車で1時間・・・
行きの富山駅から、室堂までのバスのありがたさが身にしみます。
最終便をもっと遅くして欲しいと切望します!

そしてなんとか予定通り外界に降りて来られて良かったです。
美味しいご飯を食べて、大浴場でサウナ3セット、露天風呂で旅の疲れを癒やすことが出来ました。



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