皆さんも、Googleマップのストリートビューを使って、訪問する場所の雰囲気を事前に確認したことがあるのではないでしょうか。ストリートビューは便利なツールですが、同時に空き巣などの犯罪に悪用されるリスクもあります。特に1戸建ての住宅では、家の外観や周辺環境が丸見えになるため、空き巣の下調べに利用されるリスクがあります。このような危険を防ぐためには、ストリートビューにモザイクを掛けることが重要です。
ストリートビューの悪用事例
- 空き巣事件: グーグルマップのストリートビューを利用して空き家を探し、侵入して金品を盗む事件が発生しています。例えば、福岡や佐賀県で約440件の事件が報告されており、被害総額は1億円近くにのぼることがあります。
- プライバシーの侵害: ストリートビューで自宅の様子が筒抜けになることで、プライバシーが侵害されることもあります。例えば、ベランダに干している洗濯物が写り込むなど、日常生活が公開されてしまうことがあります。
注意点
- 一度モザイクが適用されると、基本的に解除はできません。
- モザイク処理はGoogle側の判断により対応されるため、必ず適用されるとは限りません。
モザイクを入れる手順
Googleにモザイク(ぼかし)をリクエストすることができます。具体的な手順は以下の通りです。
- Googleマップを開く
ブラウザまたはアプリでGoogleマップを開き、モザイクをかけたい場所を検索します。 - ストリートビューを表示
検索結果からストリートビューを選択し、該当箇所が画面中央に表示されるよう調整します。 - 「問題を報告」をクリック
画面右下(または右上)のメニューから「問題を報告」を選択します。 - モザイクの対象を指定
赤枠でモザイクをかけたい範囲を指定し、「ぼかしのリクエスト」から対象(例:自宅、顔、車のナンバープレートなど)を選択します。 - 理由とメールアドレスの入力
モザイクを入れる理由を書き、メールアドレスを入力後、「私はロボットではありません」にチェックを入れます。 - 申請送信
最後に「送信」をクリックして申請完了です。反映には数日かかる場合があります。
ただし、このリクエストはあくまで「要望」であり、必ずしも対応してもらえるとは限りません。
結論
ストリートビューは便利なツールですが、同時に犯罪に悪用されるリスクもあります。特に1戸建ての住宅では、自宅や車が写ってしまうとプライバシーが侵害される可能性があります。したがって、ストリートビューにモザイクを掛けることを推奨し、自宅や車の安全を守るための対策を講じることが重要です。
また、この家はセキュリティ対策をきっちりやっていると犯罪者に知らしめることができますよ。
ぜひ対策しましょう!
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