USB Type-C対応のドッキングステーションとは
ドッキングステーションとは、マウス、外付けUSBマイク、USBカメラ、外部ディスプレイ(HDMI接続)などの周辺機器を接続するための接続ポートを複数搭載した機器のことです。
最近のノートPCなどはノートPCはUSB-Cポートの数が非常に少ないです。そのようなPCでもドッキングステーションを使用することで、多くの周辺機器を拡張できるようになります。
また、USB-Cケーブル1本でノートPCに接続できることが大きな特徴で、複数のケーブルを抜き差しする煩わしさがありません。
給電ケーブルもドッキングステーションに繋いでおけば、ドッキングステーションからのUSB-Cケーブルにて給電可能ですので、本当に1本繋ぐだけでノートPCが使用可能となります。
在宅ワークが広まり、自宅や職場、外出先など複数の環境で作業することがあるかと思います。
そのような場合に一旦出かけていて、戻ってきた場合でも、ドッキングステーションが設置されていれば、USB-Cケーブル一本繋ぐだけですべての周辺機器が使えるもとの環境に戻すことができます。
今回紹介するドッキングステーションはとても安価なため、複数の場所にそれぞれ設置しても良いかと思います。
私も既にそうして便利な環境を構築しており、とても良かったのでドッキングステーションの導入をおすすめします。
問題発生!ドッキングステーションの電源供給が不安定で寸断する
以前使っていたものは、4年前に購入したドッキングステーションで、7in1の周辺機器が7つ接続できるもので、HDMI(外部ディスプレイに接続)、USB-Ax3、UCB-C(PD)、カードリーダー(SD,TF)ですが、
USBポートが足りないので、ドッキングステーションから更にUSBハブを接続して4ポート増設して使用していましたが、古くなって性能が低下したためか、ドッキングステーションの給電能力が不足し、ノートPCとの接続が途切れるようになりました。
会議などしているときにマイクが途切れてしまうなどの事象がたびたび起こり困ったので、最新の給電能力が高い今回紹介するものに買い替えました。
因みに仕様は100w入力、ドッキングステーションからノートPCへは、85w給電可能で、設置当初は問題ありませんでした。
ドッキングステーション購入前にType-Cの規格に注意
DisplayPort Alternate Mode
ドッキングステーションを使用して外部ディスプレイに接続する場合、ノートPCのType-Cポートが「DisplayPort Alternate Mode」に対応している必要があります。対応しているかどうかは、Type-Cポートの横に稲妻のマークや「DP」マークがあるかで確認できます。
Power Delivery (PD)
ドッキングステーションを通じてノートPCに給電する場合、すべての機器がUSB Type-C PD(Power Delivery)に対応していることが必要です。対応してない場合は対応している製品に置き換える必要があります。
(ここでいうすべての機器というのは、電源アダプター、USB-Cケーブル、ドッキングステーションを指します)
できれば、Programmable Power Supply (PPS) 機能に対応していることが望ましいです。
Programmable Power Supply (PPS)
供給される電力を最適化するため、電圧、電流をコントロールする機能です。
高速充電のための機能ですが、熱の発生もコントロールしてくれるので、付いているほうが機器にも優しいです。
転送速度
USB規格 | USB 1.1 | USB 2.0 | USB 3.0 | USB 3.1 | USB 3.2 | USB4 |
---|---|---|---|---|---|---|
最大転送速度 | 12Mbps | 480Mbps | 5Gbps | 10Gbps | 20Gbps | 40Gbps |
USB Type-Cの転送速度は、規格によって異なります。例えば、USB 3.2 Gen 2は最大20Gbpsの転送速度です。高速なデータ転送が必要な場合は、対応する規格のドッキングステーションを選ぶことが重要です。
ACアダプターが必要かを確認
ドッキングステーションの製品自体にはACアダプターが同梱されているものもありますが、別途購入するタイプのものも多いです。
ThinkPADのように、ノートPCの付属のACアダプターがUSB-Cタイプのものでしたら問題ありませんが、従来のピンタイプのACアダプターでしたらドッキングステーションに接続して給電することができません。その場合にノートPCを使用する場合は、ACアダプターのケーブルとドッキングステーションのUSB-Cケーブルの2本をノートPCに接続する必要があります。
やはりスマートに1本で済ませた方が良いと思うので、USB-CタイプのACアダプターの購入をおすすめします。
ドッキングステーションの選び方
ドッキングステーションの拡張性を確認する
まず最初に確認すべきは、ドッキングステーションに接続したい機器の種類の確認です。
それにあわせて必要なポート(HDMI、VGA、USB-A、SDカードスロット、LANポートなど)がドッキングステーションに揃っているか確認しましょう。
特に、複数のディスプレイを接続する場合は、対応する映像出力ポートがあるかを確認することが重要です。高額とはなりますが、HDMIポートを2つ以上あるものも存在します。
その場合は、ノートPCのディスプレイに加えて、外付けで2画面を1本のケーブル接続することが可能で便利ですね。
右のリンクより、Amazonで「ドッキングステーション hdmi 2つ」を検索できます。
PDは何Wを選ぶべきか
ハイエンドノートPCは、高負荷な作業やゲームを行う際に、安定した大容量の電力供給が求められます。100ワット以上あれば問題ないでしょう。
ドッキングステーションの熱対策
あまり負荷をかけすぎると発熱が大きくなり、熱暴走することもあります。
夏場などエアコンなしで作業していると注意が必要です。その場合はヒートシンクをつけるなどの対策が必要です。
おすすめ10in1 USB-Cドッキングステーションについて
おすすめ10in1 USB-Cドッキングステーションの特徴
私が今回購入してよかったと思う10in1 USB-Cドッキングステーションの主な特徴を詳しく説明します。
接続ポートは以下の10ポートです。
参考までに使用方法も記述しておきます。
私の場合はこれだけポートがあれば、増設なしですべてをまかなうことが可能でした。
- HDTV(4K@30Hz)
- ノートPCからの直接HDMIポートによる外部ディスプレイと、ドッキングステーションHDMIポートからの外部ディスプレイで、外付け2枚のディスプレイを接続し広いデスクトップ環境を実現しています。
- 100W PD充電 x2
- 1ポートはACアダプターを接続し、もう1ポートは使用していません。
- USB A 2.0 x3
- USBマイク
- USBカメラ
- ThinkPADキーボード
- USB-A 3.0 x1
- トラックボール
- SD/TFカードリーダー:特に使用していません
- 100Mbpsイーサネットポート:有線で直接ルーターに接続
実際に使ってみた感想
以前使用していた7in1のドッキングステーションでは、ポート数が足らなくてドッキングステーションから更にUSBハブにて増設していましたが、ドッキングステーションのみでポート数は足りるのですっきりして非常に良い感じです。
ノートPCとの接続が途切れる問題も解決し、安心して在宅ワークができるようになりました。
更にHDMIポートを増設したい
ノートPCからの直接HDMIポートによる外部ディスプレイを接続していますが、ドッキングステーションから、2個のディスプレイを接続したいと考えて、ドッキングステーション側のUCB-Cポートから、さらにHDMIポートを増設してみましたが、ノートPCからは増設して接続したディスプレイは残念ながら認識されませんでした。
2個のHDMIポートもったドッキングステーションは、種類も少なく高額になりがちな為このドッキングステーションが最適解であると考えます。
おすすめ10in1 USB-Cドッキングステーションの購入先
最近何かと話題となる中国系激安通販サイトの「Temu」ですが、私はたびたび利用させていただいています。ダメなものは即返品できるので実はプライム会員になっているAmazonより便利かなと最近思っておりますが、
ただ商品の幅が圧倒的に少ないので、Amazonの利用が多くまだまだ外せないんですよね。
また、価格はしょっちゅう変動するので、サイト内の他の販売者からの方が安いこともあるかもしれません。類似の商品を検索してから買うのがお勧めです。
因みに私の購入価格はタイトルの通り1,680円です。お値打ち価格だと思います。
右に私が購入した商品のリンクを張り付けておきますので参考にしてみてください。
まとめ
とりあえず買ってみてもそれだけの価値はあるはずです。買って損はありませんよ。
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