2024年1月26日金曜日

「タダ電」毎月5,000円までタダ!だけど・・・


結論

タダと言う甘美な言葉に踊らせれてはいけません。
居住していない家(倉庫や離れ)、もしくは
太陽光発電システムがあり、独身であまり家にいない人のみがメリットがあると思われます。
料金単価が高いため、使えば使うほど、大手電力会社より割高となります。

概要

タダ電は、2020年に設立されたベンチャー企業の株式会社エスエナジーが運営しています。電気を5,000円以上利用した人に電気を小売りするほか、加入者が利用するアプリ内で広告配信も行っています。

2024年1月現在、一般家庭向けに毎月5,000円分の電気代が無料になります。
対象地域は、沖縄離島を除く日本全国で、アプリからのみ申し込みができます。

料金単価が1kwh/70円、私が電気を購入している関西電力(従量電灯A)では、少し高めに考えても22円と料金単価がかなりお高め
また、5,000円を超えて有料となった場合、基本料金280円が発生します!

市場連動型プランでなかったのですが、ソフトバンクでんきや、auでんきと同様?市場価格の変動次第で燃料費調整額に「電力市場価格」が加算とあります。

また良い点として、入会金や解約料も無料なので、お気軽に試すことが出来ます。

申し込んでみての感想

サービススタート当初は、毎月10,000円まで無料で、iPhoneアプリからしか申込ができず、Androidアプリが出たら申込をしようかなと思っておりました。
それから程なくして、Androidアプリがリリースされ、無料の金額も1万円から
6500円分に切り下げが更に、
2024/1/15より無料料金を5,000円まで引き下げられまして、現在に至ります。
また、電力料金も引き上げられて、1kWhあたり65円→1kWhあたり70円へと改悪されています。
 私は先日人柱として申し込んでみましたが、アプリの作りはとても解りやすく秀逸です!
申請手続きもに関わる操作は簡単ですが、お客様情報として以下が必要となります。

  • 氏名
  • メールアドレス
  • 電話番号
  • 供給地点特定番号
  • お客様番号

いや、紙の検針票があれば良かったのですが、Webサービスになっていて、供給地点特定番号を探すのが大変でしたよ・・・・
あと、契約完了前ですが、解約予約ができるようでして、1週間よりあとを設定できるようで、
予め5,000円を超えそうな日付を予想して解約する必要がありそうです。

検討した内容

5,000円/月無料ということですが、毎月どれくらい電気を購入しているのだろう・・・

5月~9月までが太陽光の発電が多く、購入金額が下がりますが一旦普通に計算してみます。
2020年~2023年の最低使用は82kwhで
1kwhが70円なので、5740円で、5,000円分無料なので、5,000円分無料なので、740円+再エネ賦課金となり、平均の電気代が約3,000円なので、かなりお得となります♪

また、2023年の最大使用量は、156kwhとなり、
10920円で、5,000円分無料なので、5,920円と3,000円ほどアップしてしまいます。

2023年の平均使用量は、110.75kwhとなり、
7,752.5円で、5,000円分無料なので、2,752.5円と微妙な感じですね。
これならわざわざ危ない橋を渡って変更する必要もないでしょう。

では、考え方を変えて、5月から9月まで加入してみたらどうでしょう。

2023年5月~9月の平均使用量は、109kwhとなり、
7630円で、5,000円分無料なので、2,630円とやはり微妙な感じですね。
結論としまして、太陽光発電があって、この試算なので契約する意味はないかと・・・

当初の10,000円まで無料、料金単価が1kwh/65円なら、旨味はありましたよね。
今回はファーストペンギンが得をしたという事で、後はレッドオーシャンが広がるのみ・・
はい、世の中そんなにうまい話はないですね。かいさーん。

リンク

タダ電:https://tadaden.jp/

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