2024年1月17日水曜日

2023年12月度の太陽光売電金額(ENEOS電気)

今月の売電金額

12月度(11/6~12/4)は、平日の日中が天気がよく、エアコン、食洗機、洗濯機を稼働させ続けたせいかぐっと売上が減って、1,345円となってしまいました。
まあ、冬なので発電量の減少、自家消費の増加ということで致し方なしと思われます。

発電と売電考察

太陽光発電での集計月と売電での集計月が異なるので、売電12月度を11月としてグラフ化しております。
グラフ化してみて分かったのですが、月が進むに連れ徐々に売電率が落ちていきます。
という事は、自家消費が増えて来ており、太陽光での自家消費生活が馴染んできたのが数値からも伺えますね♪

電力自給率について

一番太陽光が効率よく発電する5月から売電が始まったので、なかなか良い感じの値となっており
12月のみ買電価格が売電価格より大きくなりマイナスとなっておりますが、トータルとしては売電価格が1万円ほど大きく収支はプラスです。
また、今年の1月から3月は収支がマイナスとなりそうですが、
それを考慮しても年間でみれば収支がプラスでしょうし、電気代はタダ と言えるでしょう。
10年を経過した太陽光システムですが、未だ十分期待に答えてくれています。
システム代は卒FIT時にペイしているので、後はどんどん稼いでくれるのを期待するだけです。

※買電、売電については、月ごとの計上日付が近いので、そのまま集計しています。

売電履歴(2023年度)

 

我が家の環境

  • AiSEG:MKN700(AiSEGモデルで補助金対応だった)
  • パワコン:VBPC355
  • パネル:パナソニック 4.893kw
  • 屋根は切り妻で、東西に流れており発電向きでは有りませんでした。
  • 設置場所は大阪市内
  • 関西電力季別別電灯(現在は申し込み出来ません。)
  • 買取単価:42円/kw

システム導入費用は約200万円(補助金含まず)
2013年の5月から発電開始となり、10年を経て、2023年5月でFIT卒業となりました。
結論から先にいうと、10年でペイしたかなという感じです。
それも、売電収入+買電費用が下った分を考慮してです。
設置当初は、目新しいことも有り、発電時はできるだけ節電に努めていましたが、だんだん慣れてきたあたりから、普通にクーラーガンガン使ったりしておりましたし、在宅ワークで昼間の電気使用量が多かった為というのも目論見外だったかもしれません。

また、設置場所は大阪ですので、降雪も余りありませんので、場所的条件は良い方だと思っています。

それと、見積もり時から言われていたことですが、電気に対して関心が高まり理解度が深まったことはとても良いことだったと思います。

FITとは

FIT(フィット:Feed-in Tariffの略称)とは、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」のことをいいます。再生可能エネルギーによる発電の普及を目的とした制度で、2012年に制定されました。

この制度は、再生可能エネルギーによって発電された電気を、地域の電力会社(東京電力や関西電力など)が一定期間、一定の価格で買い取ることを義務付けています。また、「一定の価格」は、火力、原子力などの他のエネルギーによって発電された電気よりも高く設定されています。

これにより、企業が再生可能エネルギーを用いた発電事業に乗り出しやすい環境や、住宅に太陽光発電設備を設置するメリットが生まれ、企業、個人を問わず、日本に再生可能エネルギーによる発電が根付くことを目指したわけです。

ちなみに、地域の電力会社が「他のエネルギーによって発電された電気よりも高く」買い取れるのは、電気利用者から「再生可能エネルギー発電促進賦課金(通称:再エネ賦課金)」を、電気料金の一部として集めているからです。売電している私も払っていますよ。

FIT買取価格

経済産業省 資源エネルギー庁Webサイト

2021年:19円
2022年:17円
2023年:16円

上記のように年々買取価格は下ってきていますが、設置費用は激減しています。
結局は10年程度でペイするように設定されているようです。

卒FIT

商用発電ではない、私のような小規模発電所(10kW未満)の場合、開始から10年間高い価格で電気を買い取りしてもらえますが、10年を超えるとそれが無くなり、
購入金額の半額程度で売る事となります。

私の場合は、42円/kW → 10円/kW 

うーん激減です!!
ですが、システム費用はペイし終わっており、買電金額より、売電金額が多いので増収です。(笑)
生活コストが下がりうれしい、在宅ワークで電気をガンガン使うことに罪悪感は有りませんw
売るより使ったほうが良いですから。

それから、電気をより多く売る必要がなくなったので、季別電灯から、従量電灯Aに契約変更しています。

蓄電池考察

蓄電池の営業がよく来ますが、100万ものコストを掛けて蓄電池を設置しても
ペイする前にリチウム電池が寿命を迎えます!
携帯電話を考えれば良く解りますよね。
車のリーフを中古で買って蓄電池にするとか面白いことをやっている人もいますが
趣味の世界と思っております。(そういうのが大好きで内心ワクワクしております)

我が家の電気代が、2000円/月ですので、年間2.4万円、10年で24万円ですので、
蓄電池のトータルコストが24万円になれば設置しても良いかなというところです。
という事で、今後10年以内の設置は無いですね・・・

卒FIT後に気をつけていること

今までは、季別電灯を契約していたことも有り22時~07時の電気料金が激安だったことも有り出来るだけ深夜電力を使うように心がけていましたが、

卒FIT後は、季別電灯契約を通常契約に戻し、且つ、売電金額が安いので、
出来るだけ昼間に電力を使用するようにしています。

  • 洗濯機&乾燥
  • 食洗機の使用
  • 充電

0 件のコメント:

コメントを投稿

人気blogランキングへクリックお願いいたします。