はじめに
車を車検に出したりすると、時々窒素ガスを入れると見積に入っていたりします。
なんか良さそうだけど実際どうなんだろうということでメリット/デメリットを考えてみました。
メリット
空気圧の低下が少ない
窒素ガスは、空気よりも水蒸気や酸素を吸収しにくいため、空気圧の低下が少ないと言われています。
実際の調査によると、空気を入れた場合と窒素ガスを入れた場合を比較したところ、窒素ガスを入れた場合の方が、空気圧の低下が約25%少ないという結果が出ています。
空気圧のチェックが頻繁にしなくても良くなりますね。月1回から、もう少し持ちますね。
温度変化による空気圧の変動が少ない
窒素ガスは、空気よりも熱膨張や冷却収縮が少ないため、温度変化による空気圧の変動が少ないと言われています。
実際の調査によると、空気を入れた場合と窒素ガスを入れた場合を比較したところ、窒素ガスを入れた場合の方が、温度変化による空気圧の変動が約50%少ないという結果が出ています。
狙ったタイア圧を維持できますね。
燃費が向上する
空気圧の低下による燃費の悪影響を抑えることが出来ますね。
タイヤの耐久性が向上する
空気圧が安定するので、タイヤが長持ちする。
実際の調査によると、窒素ガスを入れた場合のタイヤの摩耗は、空気を入れた場合に比べて約10%少ないという結果が出ています。
デメリット
コストがかかる
タイヤ一本に付き約550円ほど、4本で約2,200円のコストがかかります。
ガソリンスタンドで窒素ガスを充填できないことが多い
カーショップなどでしかいれることが出来ません。
誰に向いている?
- 高速道路を頻繁に使う人
- よく車に乗るひと
結局のところ
空気の窒素含有率が約80%です。タイヤに窒素を充填する場合はの窒素は99.9%ですが、
その差約20%でどれくらい変わるのか・・・
約2ヶ月に1度カーショップに行くのも面倒だな・・・
それと、私は1000km/月位しか走らないので、あまりメリットは無いのかなと考え見送ることに決定しました。
もちろん人によっては十分メリットもあるでしょうし、サーキットを走るような場合も必要でしょう。
本記事が、タイヤに窒素ガスを入れることのメリットを理解、タイヤの安全性や燃費を向上させるための参考になれば幸いです。
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