2025年12月18日木曜日

ドコモオンラインショップ、マイナンバーカードで本人確認が超速に

ドコモオンラインショップ、マイナンバーカードで本人確認が超速に

ドコモオンラインショップは、事務手数料が無料でありがたいのですが(ショップは4,950円)、更に
2025年12月17日からマイナンバーカードのJPKI方式によるオンライン本人確認に対応し、契約時の利便性が一段と向上します。
また、これまでの本人確認方法も当面は併用されます。 そのため「今までの方法がすぐ使えなくなる」という心配は不要ですが、マイナカード対応で手続きのスピードと安全性は一段上がると考えてよさそうです。正直運転免許証を斜めに写真を取ってとかを何度もやり直すのは大変で辟易していたので、マイナンバーカード対応はとてもありがたいですね。​

何が変わるのか(概要)

イメージ画像

  • 新しく追加されるのは
    • マイナンバーカードの公的個人認証サービス(JPKI)
    • 運転免許証などのICチップ読み取り+顔撮影のeKYC(IC)
      の2つです。​

  • 対象は、ドコモオンラインショップでの新規契約・のりかえ(MNP)の本人確認手続き。​
  • 従来の「本人確認書類の写真アップロード」方式に加えて、JPKIとIC読み取りeKYCが選べる形になります。​

従来方式はまだ使える?問題ない?

イメージ画像

従来は、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類をスマホやPCで撮影・アップロードする方式が基本でした。 この方法自体も法令上の要件を満たすように設計されていて、すぐに「問題があるから使えない」という扱いにはなっていません。​

ただし、アップロード画像が不鮮明で再提出になったり、配送時の本人確認が必要だったりするため、手続き完了までに時間がかかるケースがあるのも事実です。 そうした意味で、「使えなくはないが、より効率的な方法がJPKIやIC読み取りeKYC」という位置づけと考えると分かりやすいでしょう。​

マイナンバーカード利用のメリット

イメージ画像

JPKIとIC読み取りeKYCの導入で、ユーザー側のメリットはかなりはっきりしています。​

  • 手続きがオンラインで完結しやすい
    • 従来は「書類アップロード+商品受け取り時の確認」で完結させていたところを、オンライン上の本人確認だけで完了できる場面が増えます。​

  • 入力の手間が減る
    • マイナンバーカードや免許証のICチップから氏名・住所などを自動取得できるため、入力ミスや記入漏れが減り、フォーム入力のストレスも大幅に軽減されますね。​

  • なりすまし・偽造対策が強化
    • ICチップの真偽判定や、IC内の顔写真との照合を行うことで、偽造書類による契約やSIM再発行といった不正のリスクを下げられます。​

皆さんも「せっかくオンラインで申し込んだのに、本人確認で何度もやり直しになって面倒だった」という経験があるのではないでしょうか。JPKIやIC読み取りを使えば、このあたりのストレスはかなり軽減されるはずです。​

マイナンバーカード利用のデメリット・注意点

イメージ画像

とはいえ、マイナンバーカードを使うことに不安を感じる方も多いと思います。その観点でのデメリット・注意点も押さえておきましょう。​

  • マイナンバーカード自体が必須
    • そもそもカードを作っていない人はJPKIが使えませんし、期限切れの電子証明書更新をしていないと手続き時にエラーになります。マイナンバーカードには期限がありますので期限切れの方は早めに役所で手続きを行いましょう。

  • 対応端末・環境の制約
    • ICチップ読み取りには、NFC対応スマートフォンなど、推奨環境が必要です。最近のスマホであれば問題ないでしょう。​

  • 情報の扱いへの心理的ハードル
    • マイナカードのIC情報は、ドコモから委託される野村総合研究所が一時的に保有したうえで本人確認に利用される、と公表されています。​
    • 実務上は厳格な管理が前提ですが、「どこまで情報を預けるか」に敏感な方にとっては心理的ハードルになり得ます。

このように、「スピードと安全性は上がるが、カードと対応端末、それと情報預託への納得感が必要」というバランスです。​

他社の今後の動向

イメージ画像

他社も同じ方向性に動いており、「ICチップ読み取り+顔認証」を使った本人確認強化は業界全体のトレンドになりつつあります。​

  • KDDI(au/UQ mobile)
    • 店頭契約で、マイナンバーカードや運転免許証のICチップを専用端末で読み取る仕組みを順次導入し、2026年度中に全店舗展開を目指すと発表しています。​
    • 背景には、偽造書類を使ったSIM再発行などの不正対策があり、ICチップ読み取りで真贋判定と入力自動化を進めています。​

  • オンライン契約の流れ
    • KDDIはすでにオンライン向けにLIQUID eKYCを導入済みで、その実績を店頭にも広げる形です。​
    • ドコモも今回オンラインショップでJPKIとIC読み取りeKYCを拡充しており、ソフトバンク系も含めて「ICチップ+顔認証」を標準化していく流れになっていくでしょう。​

今後は、マイナンバーカードや運転免許証のICチップを読み取る本人確認が、対面・オンラインを問わず「当たり前」になっていくと見込まれますね。
せっかくのマイナンバーカードなので、どんどん便利になっていくといいですね。​

投稿 ドコモオンラインショップ、マイナンバーカードで本人確認が超速にととマガ! に最初に表示されました。



from ととマガ! https://ift.tt/eYax8K4
via IFTTT

0 件のコメント:

コメントを投稿